2009年10月14日

致知10月号 「一人ひとりに潜むダイヤモンドをいかに輝かせるか」

株式会社キッズウェイ APN販売課 高橋孝司

【概略】
世界的な音楽活動を続ける指揮者・小林研一氏。幼少期クラシック音楽に目覚め、父親の反対の中、独学で音楽の勉強を続け、今日を築いた。音楽を通じて、人の長所を見つけそれを伸ばす姿勢を貫いてきた。
「小林先生は人を育てる名人」と称える文学博士の鈴木秀子氏に、その人生観、仕事観をお聞きいただく。

【印象深い点・所感】
■相手の長所をその場で見抜く〜単にアドバイスするだけではなく、その具体的な方法示す。それもその場で、その人の埋もれているよさを引き出してあげようとされていた。

■努力とは喜びである〜努力というのは後になって「あの時はそうだったかな」と思うだけで、それほど強い自覚はありません。
小林氏の行動は、数多くの生徒や人と接し、みてきた経験と努力によって養われた才能のように思えてなりません。「直感」がすべてで一瞬にしてその場で判断できる判断力が飛びぬけております。相手に何か助言する場合、人は自分の経験、知識を総動員させ判断すると思います。この判断ができるのには、経験をつむ努力、知識を増やす努力、相手を思いやる努力(考える努力)と様々な努力から生まれているのだと感じます。

私たちは毎日のように関わる仕事相手、職場、家族、友人などと経験をつむには十分なほどの環境があります。この環境をどう考え利用するか、どう経験、知識付けをするかとより意識してみたいと思います。意識し考えることが努力となり、より真剣なほど振返ったときにそう自覚として印象が薄いのかも知れません。

以上


posted by 木鶏クラブ at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リーダーは譲れないものを持て 致知10月号 P40〜44

東関東支店 千葉営業所 永野 達大

【要約】
松平康隆氏のインタビュー。1972年のミュンヘン五輪、男子バレーボールチームの優勝監督。
世界一の監督になれたバックボーンは「負けてたまるか」「男は語尾をはっきりしろ」「卑怯なことはするな」の3つの母の教えによってつくられた。
金メダルを獲得するまでの厳しい道程や、中心選手の人心掌握術など指導者としての信念などを語っている。

【所感】
氏は指導者として、ひとりの選手の能力を引き出すために大切なことは、その選手の長所をみつけ、それを徹底的に褒め、そして褒めるために叱ると述べています。自分が選手だったとしたら、よし、やってやるぞ!と思いたくなってしまうような効果的な指導だと感じます。このことは、何もスポーツの世界だけではありません。一般社会でも通じることです。褒められて嬉しくないことはないですし、そうやって人は成長していくものだと思います。
相手に対して面と向かって褒めるという行為は照れくさくもありますが「人を育てること」においては大切なことだと、改めて感じました。
posted by 木鶏クラブ at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

人が事業を育て事業が人を育てる 致知10月号 P50〜53

情報通信市場開発部 宮地 英和

【概要】
アルプス技研 創業者 松井利夫氏が語る事業発展と人材育成の要諦。人材育成は業種に関係なく企業発展の必須条件との信条を示し不況時に言われる3K(会議費・交通費・広告費あるいは研修費)切りの中で研修費を切ることを否定している。

また人間が本当に力を発揮するのは追い詰められ断崖絶壁に立たされた時に、そのトラブルを乗り越えるとハードルを一つ越えたように自分自身が成長していくとの体験から『ウェルカム・トラブル』という言葉を考え出し、トラブルや悩みこそが人生をおもしろくしてくれ、最も恐ろしいのは無風状態と語る。

経営者として松下幸之助氏に影響を受けており、「個人の会社から脱却して公の企業になる」の考えに繋がり、企業は人なり、人が未来を切り拓く。つまり会社とは、「自己実現のための人生道場」との仕事観を示されている。

【所感】
氏の考えに共感すると共に、その原動力は何かについて思いを巡らせると、成功者に共通して言われる思考「ポジティブ シンキング」ではないかと感じました。何事も表裏一体であり考え方ひとつで陰は陽に変ります。

正に逆境や苦境こそ成長のチャンスであり、そこから逃げる人間には成長の機会は訪れないとも言えます。また逃げる様になった時に成長は終るのではないでしょうか。そして、そういう状況に身を置ける最適な環境が仕事の場であると考えます。

また、自身がどこまで(何時まで)成長し続けられるか、逆境に立ち向かう精神を失わずにいられるかを考えた時に、マッカーサー元帥が座右の銘とした独詩人サミュエル・ウルマンの「若さとは」の一節を思い出しました。
〜「若さとは人生のある時期を言うのではなく心のありようを言うのだ」〜
若さへの挑戦を楽もうと決意しました。
 
以上

posted by 木鶏クラブ at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リーダーは譲れないものを持て 致知10月号P40〜43

大阪第一営業所 柴田寛之

[概要]
長い五輪の歴史の中で、日本男子チームスポーツで唯一金メダルを獲得した男子バレーボールチームを率いた松平康隆氏は、幼少期の母からの教え「負けてたまるか」「男は語尾をはっきりしろ」「卑怯な事をするな」の三つをいつも頭に入れ、この教えが指導者としてのバックボーンとし、場面場面で指導者としてすべき事を一貫した自分の信念のもとに行い、輝かしい結果へと結び付けた。

[所感]
松平氏の行ってきた事はスポーツの指導者としてだけではなく、我々一般企業の運営でも非常に参考になるものだと感じた。指導者にブレがあったら下がついてこないという事や、「本当の監督になるには」という事で、肩書きだけではなく、下の人間からの絶対的信頼を得て初めて「監督」となる事が出来るという事も、我々企業内での部下を持つ立場にたった時にも全く同じことがいえるのではないかと思った。
 また指導のやりかたも、相手の意欲を倍増させるような叱り方をする、褒めるために叱るという方法は非常におもしろいやり方だとも感じました。
一方通行になるのではなく、双方納得しながら物事進める大切さや、目の前の事だけにとらわれず、後から感謝されるような指導のしかた等、もし自分が人を指導する立場となった時に是非取り入れたいと思いました。

以上
posted by 木鶏クラブ at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

土自然と体心 ストレスコントロールで、心のエネルギーを充電しよう 致知 9月号 P126〜P128

広島営業所 平原 晋

【概要】
やりたいことでき、自己実現ができる人はストレスマネジメントがうまく、ストレスを少なく抑えてプラスアルファの行動をするエネルギーがある。反対に自己実現できない人はストレスに翻弄されて新しい事を始めたり、挑戦するための必要なエネルギーを奪われている。心のエネルギーを高めるモデルとして、「心の充電地」というストレスマネジメントの第一歩のモデル例を紹介されている。
また、ストレスとは「心」の問題だけではなく、身体と深く関与している。「心が疲れる」ストレスは、「脳が疲れる」事でもあり、気力ややる気は様々な脳内物質が源となっている。
また、脳は体の一部であり、体の疲れと直結しているためストレスケアには体の疲れを取る事が重要である。末永く自己実現行動をしていくためには、身体と心をうまくセルフケア・自分自身をマネジメントしていく事が大切であります。

【所管】
ストレス社会といわれている現代社会において、ストレスマネジメントは人生を有意義に歩んでいくうえで重要な鍵であります。
また、読み終えた後にまず「拳禅一如」という言葉が頭に浮かんできました。「拳」とは肉体を意味し、「禅」とは精神を意味して、「一如」とは真如は二ではなく一であり、異なるものではないと意味しています。人間とは心身一如であり、精神と肉体は切り離す事がもちろんできません。心(精神)のみの修養や、肉体のみの修練は正しい修養ではなく、心の住家の肉体を養いながら、心を修めなければならないと考えます。
しかし、現在の自分自身を鑑みると、日々の暮らしを過ごすのみの生活であり、全く「拳禅一如」な生活を送っていません。また、私が学生の頃に好きな言葉の「健全な精神は健全な肉体に宿る」を目にし、年を重ねると共に忘れてしまっていた若い頃の気持ちを思い起こさせてくれました。現在のこの生活を改めてなくてはと強く考えさせてくれたインタビューでありました。

以上
posted by 木鶏クラブ at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

特集 人を植える道 〜インタビュー〜 致知2009年10月号 P40〜P53

MC開発グループ 山地信裕

『概要』
人を植えるというテーマの下、かつて五輪金メダルを獲得した全日本バレーボール監督、現全日本バレーボール協会名誉会長松平氏、長野県上田市のとある無名の小学校演奏バンド部を二年続けての全国金賞受賞を収める集団に育て上げた同校音楽教諭櫻井氏、そして、四十年間で傘下に七社を収める企業集団を築いたアルプス技研創業者松井氏による人づくり論のインタビュー記事。
彼らの成功裏には、部下やメンバーへの信頼とリーダーシップの重要性、子供をやる気にさせる接し方のありかた、会社を大成させるには人材育成の大切さ、本人が驕りを戒め、自己を客観視しなければならないなど、教える側から教わる側へ何が大切か?
道標はかくあるべきというものが共通した内容であった。

『所感』
人材育成とは最終的に心理学につながるのだろうか。
御三方、監督として教員として社長として、リーダーが部下へ取るべき行動や言動は、非常に重く重要なものと考えられていた。いかにすれば人を動かせられるか、どのような言葉をかけると人を前向きに動き出させられるか・・・。相手は十人十色に百人百様。それぞれの胸に落ちるべきプライオリティは何なのか?と相手の心理・気持ち・性格を見極めねばならないと。叱って褒める。ヒットアンドアウェイ。時には相手からも嫌われよう。それを承知で相手の欠点を指摘し、理解させ、そしてそこに何かを感じさせる。指導者にとって最も大事なことであり、難しいがこれが人間心理のスイッチの入れ方なのだろうと考えられる。

ただしトップダウンばかりでは当然いけない。上記を組成する最も重要なものは、一方通行ではない双方向のコミュニケーション。そして優しさ。身近なところに置き換えてみる。部下は上司に遠慮せず話すべし。考え・思いを伝え、間違っていれば指摘され、それを自己修正する。上司は部下の発言を受け止める包容力を持ち合わせるべし。
それができれば、相手のスイッチを入れることができるのだろう。そんな上下に関係なく自由に何でも云える環境作りの大切さを実感した。
posted by 木鶏クラブ at 13:51| Comment(1) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月02日

魂を鼓舞される揺るがぬ求道心 良寛の詩歌 致知9月号 P50〜P52

横浜営業所 島田正道

概要

全国良寛会名誉会長の斉藤信夫氏による、郷里新潟の良寛の詩歌の紹介。
越後で少年期を過ごした良寛は、岡山の曹洞宗・円通寺で厳しい座禅修行に励み、全国行脚を経て40歳前後で郷里・越後に帰国する。
一宋一派を離れ、民衆とともに歩みながら仏教の道を探求したが、後に越後の山中の粗末な庵で極限の生活をしながら仏典や古典の知識を身に着け、詩歌や和歌や俳句を作り続けた。
宗教的にも芸術的にも卓越した人物であった。

印象に残った事

私の郷里も新潟であり良寛の里、寺泊も実家から近い為、大変興味深く読みました。
それまでの私の良寛に対するイメージは、
「小さな子供たちと手毬を付き、自らも子供となりきり無邪気に遊ぶ僧侶」といった、どちらかというと柔らかなイメージでした。
しかし、実際の良寛の詩は、叙情的で温和な人間味を表現した物だけでなく、力強さと激しさに溢れている物が多いという点は驚きでした。
そして、私が感じた良寛の魅力は、今でいえば、「様々な宗教」に束縛されずに、自由な境地で作品を作り続けた点だと思います。
良寛の様に、邪な欲望を断ち切って、清貧に徹し、無私無欲の姿勢を貫く事は、現代社会の中では大変難しいことだと思いますが、心持ちとして、共感しました。苦悩を人には見せず、子供と戯れる良寛の憂いと純粋さの両面性も、私が惹かれるところです。一度、じっくり詩を詠んでみたいと思います。
posted by 木鶏クラブ at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月01日

致知10月号 一人ひとりに潜むダイヤモンドをいかに輝かせるか

川崎営業所 本城祥宏

概要
小林研一郎(指揮者)と鈴木秀子(文学博士)の対談です。
幼少期に父親に反対されながらも、音楽を志し、世界的に活動する指揮者となった小林氏の人生観、また、人を育てる教育観が語られています。

自分の考え
「全ての人はダイヤモンドである」と語られています。
一人一人の長所を見抜き、その長所を伸ばすという考えに共感がもてました。
誉めるだけでは駄目かとは思いますが、私自身は短所を指摘されるよりも、長所を誉められるほうが、うれしく、やる気になります。
指揮者の考えで語られてはいますが、集団で活動するという点では、いろいろな場合に当てはまると思います。
人が集まって活動するときに、それぞれの個性を認め合ってその長所をいかすという考えが大切であると感じます。
私も、周りの人の長所を見つけるようにしたいと思います、そのためには人をしっかりと見ることが必要であり、興味を持つことが必要です。
また、この記事を読んで、指揮者であるから、とか博士であるとかではなく、人はそれぞれの立場で、人を教育することをしていかなければいけないと感じました。
人を教育できるのは人しかいないと思います、社会は人の集まりでできています、一人一人への教育が社会をよくしていくと考えます。
posted by 木鶏クラブ at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『三国志』が訴える、危急存亡の秋 大東文化大学教授 渡邊義浩氏

東京支店 東京第二営業所 下地 潤

一書の恩徳、萬玉に勝る 鎌倉末期の禅僧、夢窓疎石の作意義ある一冊の本から受ける恩徳は、多くの宝玉よりも大きい。

【概要】
著者は思春期の頃、吉川英治氏の『三国志』を読み、様々な人に生き方に触れ、
憧れと希望を抱いた。また、人の生き様、その信念と行動、盛衰を読み取り、人の集まりより構成される、国というものの在り方を学ぶこと、当時の人々が求めたリーダー像や生き方を見出すことが出来ると語る。
現在、『三国志』だけでなく、日本の戦国時代のブームとなっている現象に対して、
歴史が振り返られる時というのは、人々が未来に不安を持ち、生きる上での指針となるものを得たいという思いを抱いている。現代の政治家において、『三国志』に登場する先人たちのような、実行力、求心力、忠義、公正さ、戦略、知略、自国への思いを持った人が存在しないため、「危急存亡の秋」ではないかと語り、歴史、先人に学ぶべきであると語る。

【所感】
私は今まで、読書する習慣がありませんでしたが、この経営塾を通じて知識不足や思考不足を実感することになりました。
ここ最近ですが、自分の行いに迷いや考え方に不安を覚えることが多く、確認やスキルアップのため、読書をするようになりました。ここでの著者のいうように、私自身が未来に不安を持ち、生きる上での指針を求めているからこそだと感じます。また、著者が文中に紹介している、「レッドクリフ」「レッドクリフ2」を映画で見ましたが、何気なくみてしまい、著者のいうような、実行力がある、求心力がある・・・・という角度から見ることが出来ず、自分の視点の狭さ、至らなさを痛感することとなりました。また、著者のいうように、「三国志演義」のような登場人物が3000人の中から自分の人生、性格に近い人物を見つけ、先人から生き方を学ぶことは、自分の迷いや不安を解消する一番の近道だと感じました。私にとっての意義のある本を見つけたいと思います。

以上
posted by 木鶏クラブ at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月29日

「巻頭の言葉」知識、見識、胆識 致知9月号 P2〜3

情報通信市場開発部 末森 琢朗

≪本文抜粋≫
信ずるところを敢然として断行し得る実行力、
度胸を伴った見識が胆識であり、胆識というものが
あって初めて本当の知識人である

≪所感≫
本文内では知識、見識、胆識にそれぞれ「インフォメーション」、「ナレッジ」、「ウィズダム」を絡めて説いており、ウィズダムと胆識は少し意味合いが異なり、ウィズダムをさらに推し進めたものが胆識であると記述している。
 私はこの文章を読んで、胆識のみ経験(体験)によって身に付くものであり最重要であると理解した。ふと考えたところ、昨今「考える」ということが環境から除外されてきているように感じて恐ろしくなった。つまり、ITが普及することでインターネットのインフラが整備され、必要な情報を必要な時に入手できる反面、その後の行動が処理的に行われるようになってきているのではないかと思ったことからである。利便に対する定義が「考えなくても良いようにする」と履き違えられているとしたら、それこそ勘違いも甚だしい限りだ。情報や知識は、知性や叡智により初めて活かされるものであると思っている。そこには必ず「考える」という行動が加わり、それを実行したことによる経験(体験)が極めて重要ではないだろうか。(それが胆識に変わる)
仮説・検証という言葉を良く耳にするが、仮設と検証は表裏一体であり、双方が実行されて初めて一つの実を結ぶ。身の回りには検証のみで終了することや、仮説のみで終了することがある。例えば食事。どのような調味料や食材が使われているか、どのような料理方法でどのようなコーディネート(皿や盛り付け)がされるかなどを考えずに、オーダーしたものが目の前に運ばれてきて食べるだけ。これは仮説が抜けており検証のみの例えである。食事を単なる処理で終わらせていることが問題である。他には、宝くじ3億円当たったらどうするかという話題。これは仮説のみで大抵は終了する。一つ一つの行動(動作)が処理に終わっていることから、このような現象が生じていると思う。胆識の重要性は自分の中に留めるだけでなく、周りの人たちにも広めたいと考えている。小さいところからかもしれないが、周りに少しずつ伝染させ、「胆識を身に付けられる環境」というインフラを広げていきたいと思う。
posted by 木鶏クラブ at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月28日

「三国志」が訴える、危急存亡の秋(とき) 致知9月号 P47〜

つくば工場設計課 草苅 健朗

【概要】
大東文化大学教授 渡邉義浩氏が人生の一書として「三国志」を紹介されている。
「三国志」から学ぶものは、人の生き様であり、その信念と行動、盛衰を読み取るということに尽き、その人の集まりより構成される国というものの在り方を学ぶことにある。

現在の日本は、戦後培われてきた価値観が崩壊に曝されていて、混沌として、先が見えないという点では「三国志」の時代と酷似しているといえる。
したがって、先述の中から己が生きる指針を見出し、一人ひとりがそれを実践し、生かす時ではないかと語る。

【所感】
私は学生の頃、作者は忘れてしまったのですが小説で「三国志」を呼んだ記憶があります。その時は登場人物それぞれ違った魅力があり、「かっこいい生き方だなあ」と漠然と思っただけでした。

今回「三国志」が紹介され、今の私の立場、状況において再び読むと、また違った感想、考え、学ぶべき事柄が出てくると思います。

例えば、曹操の実行力、劉備の求心力、諸葛亮の公正さ・戦略力、魯粛の知略・自国愛など古今問わず学べることばかりです。

是非、再読し、私なりの指針を見出せればと思います。

以上
posted by 木鶏クラブ at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月25日

人間観を養う人生の良書 到知9月号 P41〜43

静岡営業所 古川 充

[概要]
シンフォニアテクノロジー相談役 佐伯弘文氏は読書が趣味。さまざまなジャンルの中で特に古典、歴史小説を上げ、東洋古典が何万語も費やしていっていることは、「人間としてやるべきことをやり、やってはいけないことはやらない」ということであると捉える。
「心の赤字」の払拭財政破綻した藩を再建した上杉鷹山、二宮尊徳などに共通している処方箋は、互いの信頼感、特に藩の上層幹部に対する一般領民の信頼感を取り戻すことに全力を傾注している。→5Sの徹底:トイレ、食堂など職場環境を多大な費用をかけて修繕。士気の向上と共に、その後の改革の指示もスムーズに浸透した。
従業員を大切にする。 ⇒ 実際にどういう形で示せるかが重要。

「実力とは[人徳]が含まれての能力である」リーダーとして、徳とは「人間観」である。上司であれ部下であれ、人間としてどう扱ったらよいのか。それがしっかりしていれば士気がさがるようなことはしない。
人間観を磨くべき。→自らの仕事に懸命に取り組むことはもちろん、その合間に良書を読むことが重要。
「他人の過ちから学べ。自分ですべての過ちを経験するには時間がない。」

何千年という風雪を耐えた古典には時間と空間を越えた普遍性がある。
二十九歳でこの世を去った吉田松陰と現代の十代、二十代の言行の違いは、幼少のころから古典をはじめとする良書を読み込み、自らの志を磨いてきたかによるのではないか。

[所感]
知識はさることながら、普遍的な人間の心の本質、気づきなど、書物から得た恩恵は計り知れないものであったことが読み取れました。
吉田松陰と現代の若者の言行の違いを憂いていますが、現代は物品の豊かさもあり、政治、経済、自己等に関して、問題意識をもって考えることが欠如しているのも原因かと思いました。
「読書」に関しても、自己に対して何を、何故、どうすべきか、問題意識をもって取り組まねばならないと感じました。

posted by 木鶏クラブ at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新潟の銘酒を訪ねて −心に一点の曇りも無い酒造りを− 致知9月号 P68〜69

営業企画部 河村 将成

【概要】
 銘酒の多い新潟県において、八海醸造株式会社を経営する南雲二郎氏の話。よりいいものを求めるからこそ発展するという信念で、自身の酒を飲みたいと求めてくれる人たちの手に供給が出来るようにと努力する南雲氏の姿勢より学ぶ。

【所感】
まず私が一番驚いたのは、南雲氏の「日本酒は加工技術産業」と述べた一文である。原料と設備が同じでも人間が調節できる点。つまり、自身がどの程度を及第点とするかによって味は全く違うものとなるという意味で、南雲氏は加工技術産業と位置づけているのである。
酒造りは技術・思いを含めて全ては人にかかっているという南雲氏は、100点満点を毎年続けなければ、いずれ劣化し、1点の曇りどころか大きな曇りが生ずると述べている。これは、まさに今私の携わる製造業でももちろん当てはまるであろう。言い換えれば「品質管理」である。
品質管理においても、たとえば法的基準をクリアーしていれば良いというものではない。南雲氏の話に出てくるよう、求めてくれる人(顧客)が不満に終わるような、百点満点を取れない商品を作っていては、いずれ劣化し、衰退してしまうであろう。
私は、この話を読み、南雲氏のプロ意識の高さと、メーカーとしての企業責任への意識の高さの両面を感じるに至りました。人の姿勢により商品は変わる。私の携わる製造業でも再認識せねばならない重要事項であると感じました。
posted by 木鶏クラブ at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月16日

致知9月号   「人生観を養う人生の良書」

株式会社キッズウェイ APN販売課 高橋孝司

【概略】
・会社、部門の赤字とは「やるべきことをやらず、やってはいけないことをやっている」時に陥ってしまう状態である。(中略)
これは東洋古典が何万も費やしていっている、結局「人間としてやるべきことをやり、やってはいけないことはやらない」ということと捉えられる。

・実力とは「人徳」が含まれた能力である。徳とは人間観であり、人間観を磨くには良書をよむことが重要である。読書の効用として「他人の過ちから学べ。自分ですべての過ちを経験するには時間がない」

【印象深い点・所感】
「やるべきことをやらず、やってはいけないことをやっている」非常に分かりやすい言葉であるが、実際に何がやることで何がやってはいけないことかの判断ができる能力が重要である。私はこれを養うための全ては人間観につきると感じ取りました。この人間観を養う最良の方法が読書であるというのは理解できますが、より多くの人と関わり、より多くの話を聞くことも読書と同等重要と思っています。人間がすべて(すべての過ち)を経験する時間がないからこそ、読書や人間交流で徳を養う。

日々我々は社内、社外、家庭など様々な人間と接する機会が皆平等にありますが、自己を振返ってもこの機会の多くを無駄にしているのではと感じます。この機会をどう捉えるかで思考、行動に変化がでますから、まずは社内や家庭など身近なところからでも人生観=徳を養う目的を持ち関わること、またより多くの機会へ能動的に参加していくことが必要であると思います。

以上
posted by 木鶏クラブ at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月15日

日本の育児再興に発奮す 致知8月号P38〜42

情報通信事業部 近畿グループ 北平 哲也

[概要]
日本の育児が崩壊している。そんな現状に発奮し、興起した久保田カヨコさん(78歳)。脳の発達から見た乳幼児教育を提唱し、若い女性達に育児の楽しさを訴える一方、高齢者に未来の子供達のために行動を促している。脳科学から見た育児法とあわせて、日本の育児再興に懸ける熱い思いを話されている。

[所感]
育児現場が崩壊している。私も子を持つ親としてそのように感じるし、そのような現場を学校で見かけるし話も良く聞く。自分(親)本位となってしまい、自分のしたいこと、やりたいことが育児によって阻害されてしまう。また、育児の楽しさ、すばらしさが世間、親から伝えられていない。そんな親を救う、相談に対応してあげられるような環境が整っていない。そのように感じる。
久保田カヨコさんは私たち「親」に対しての進言もあるが、「私たちの親」に対しての進言もされている。
戦後から「家庭のあり方」が問題の起因と話されている。
特に「父親の威厳」については私自身そうできているのか?また今後そうなるべき考えが身についているのか?考えさせられる内容であった。
何にでもそうであるが、「中途半端」が一番駄目。育児が中途半端、だから考え、行動が中途半端になってしまう。分かっているがなかなか難しいと思う。
しかしこの方の人生観、やる事はそのような中途半端が無い。78歳からの起業、本人は狂気の沙汰だと言ってるが、今出来るからやっていると思う。
「今できることを一生懸命頑張る。」
そのように親として、企業人として考えさせられる内容であった。
posted by 木鶏クラブ at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の座右銘 「下問を恥じず」致知2009年9月号 P74〜P75

MC開発グループ 山地信裕

『要約』
現クボタ会長、幡掛氏の座右の銘についての語り。過去に会社からポテンシャルの低い、赤字部門建て直しの特命を受ける。部門の足らない弱い部分に他部門の強みを注入することで再建を目指した。結果、黒字転換に成功。
その際、幡掛氏の進言により、部門間の垣根を越えた人事を断行した社長はまさに「下問を恥じず」の精神であった。その後、社長に就任した同氏も、下問を恥とせず、各事業部の人の話をよく聞き、活かすことで本気度を伝えることができ、社員から頼られ求められるようになった。

『所感』
“下問を恥じず”を調べる。後輩や目下の者に質問することを厭わない、恥ずかしいとは思わないという意味の言葉であった。

人はとかく下の者と接する際は、知ったかぶりをしたり、偉く見られたいと思ったり、威厳を保つためなのか、素直に部下や後輩へは、「知らないので教えて欲しい」という態度はとり難いものである。しかし、逆に自分の体裁やメンツに拘らず、そういう弱みをあえて露呈すること、素直に知らないから教授して欲しいと接することにより、上下関係は円滑になるのではないかと感じる。まさに下問を恥とせず。
組織内コミュニケーション。組織の長としての重要課題。いかに部下が話しやすい環境を整えられるか。こちらの意思を湾曲無く伝えられる場作りを行えるか。そしてそれが無意識のうちに活性化したコミュニケーションにつながり、日常の問題意識の共有化に発展するのだろうと考えられる。
日常におけるこういう何気なく、さり気ないコミュニケーション。案外、自分を見つめなおすとできていなかったりするのではなかろうか。
posted by 木鶏クラブ at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月14日

人間観を養う人生の良書 致知9月号 P41〜43

福岡営業所 早川 陽志


【概要】

シンフォニアテクノロジー相談役の佐伯弘文氏は、神戸製鋼所に入社し、その後シンフォニアテクノロジーの社長に就任し現在に至るまで、様々な困難な状況を経験してきました。しかし、その時々において御自身の趣味である読書のなかから得られた教えを活かしその状況に対処してこられました。
氏は様々な書物から数え切れない恩恵を受けてき、それを一人でも多くの若者に伝えていきたいと語られています。

【所感】

今月の致知の特集は「一書の恩徳、萬玉に勝る」ということで、普段読書の時間をさほど
とらない私にとっては、どの話も自分の経験と照らし合わせて納得できる部分を見つけることが難しかったです。
佐伯氏の話も同様ではありましたが、話の内容が私たちと同じ企業人の立場での話であったため、共感できる部分も多かったです。

特に実力主義の件、 実力には「人徳」が含まれ、その人徳とは人間観であり、その人間観を磨くには読書が効果的であると氏は述べられていました。私も実力主義については数字の実績もさることながら、それ以外に人間的な魅力が必要であると感じていました。
しかし、その人間的魅力はどのようにして得ることができるのか、ということについてはあまり考えたことがありませんでした。

日頃から仕事が忙しいからとか、他にやらなくてはいけないことがあるからとか、自分に対して色々理由をつけて読書をやってきませんでしたが、これから少しでも読書の時間を創り、私自身にとっての「良書」をみつけ、人徳を含んだ実力のある人材になりたいと思います。

以上
posted by 木鶏クラブ at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の座右銘(下問を恥じず)致知9月号 P74〜75

株式会社キッズウェイ APN販売課 針谷 草太

インタービュー
クボタ会長 幡掛 大輔
昭和16年東京都生まれ。代々続く神職の家の17代目として生まれる。

【概要】
代々続く神職の17代目として生まれたが、他の道への思いは拭い難いものであった。
大学時代、友達は就職を決めているが、自分は決まっていなく久保田鉄工(現クボタ)を紹介頂く。
入社後、同期、先輩を見て「これはかなわない。もっと勉強しておけばよかった」と思い定年までに追いつこうと思う。心境としては「論語」(之れを知るを之れを知ると為し、知らざるを知らずと為せ。是れ知れるなり)の心境だった。
平成八年。社長の特命を受け、枚方製造所の所長の拝命をうけるが裏では、赤字部門の見切りをつけることだった。できるものなら再建したい。この思いから多くの場合、事業部のメンツや垣根にこだわり、他事業部に「聞く」「教える」ということができない。
しかし、メンツや垣根にこだわらず、他事業部に「聞く」、「教える」の姿勢を一貫した。まさに「論語」の(下問を恥じず)を実行した。しばらくすると「自分らを頼ってくれる、求めてくれる」「聞いてくれるし、信用してくれる」という声が出てきた。社長就任初年度こそ、事業整理だったこともあり赤字をだしたが、それ以降は黒字を維持している。 
現在取り組んでいるのは、これから百年続く事業の確立を目指す。

【所感】
始めは誰しもが、わからない物です。誰かが教えてくれる事を待つのではなく、自ら聞き、学ぶ事が弊社では出来ているのだろうか。
時代の流れもあるが、各企業は新入社員に対して教えかたを変えている。優しく丁寧にマニュアル化して教える。自ら聞き学ぶポジティブさが必要ではないか。
ピンチの時に頼るのは自分しかいないと気づき、自分に甘くなってはいけないと感じる。
企業は規模が大きくなればなるほど、事業部門の壁も大きくなるが、風通りがよければ、家と同じで長く続く事業になります。風通りが悪ければ家と同じですぐ駄目になってしまいます。
自分がわかり努力することで自分をしる事が出来る。 
次に企業内のチームワーク、コミュニケーションを常に考え、行動することが企業の成長に繋がると考える。
以上
posted by 木鶏クラブ at 17:32| Comment(1) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月10日

人間観を養う人生の良書 致知9月号P41〜43

大阪第一営業所 柴田寛之

[概要]
シンフォニアテクノロジー相談役の佐伯弘文氏は同社の前身神鋼電機の再建を託され社長に就任したとき、現地でみたものは「やるべきことをやらず、やってはいけないことをやっている」状態であった。そして会社再建のため東洋古典にて説かれる「人間としてやるべきことをやり、やってはいけないことはやらない」の一点を徹底的に行った。それは従業員の事を考え、赤字の中で多額の費用を使った環境整備や従来のアンフェアな人事システムの改革により会社に活気を取り戻し再建に成功する。

[所感]
「すべきことを行い、してはいけないことはやらない」言葉にすればごく当然の事を言っているのだが、現実社会の中では中々なされていない事ではないかと思う。目先の事にとらわれ、帳尻あわせの小細工や、モラルを欠いた行動を見て見ぬふりをしたりする事も多いであろう。
 佐伯氏が会社再建に成功したのは、会社の利益ではなく、会社を作る従業員の立場に立った改革、つまり従業員を大切にし、信頼関係を作るという会社組織を運営するにあたり、ごく当たり前の「すべきことを行い、してはいけないことをやめた」結果であったと思う。
また、「人徳を含んだ実力を得るために、読書をする事で自分の生涯だけでは経験できない事、過ちを学び、人間観を磨く事」を言われているのだが、自分はほとんど読書しない人間なので、自分の経験範囲だけでしか物事を捉えられていない現状を気付かせてくれ、経験以上の事を学び、もうひとまわり大きく成長する為に、今後は少しずつでいいので読書に慣れ親しんでいきたいと思った。

以上

posted by 木鶏クラブ at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〜知識、見識、胆識〜 致知9月号巻頭の言葉

九州支店熊本営業所 道土井 敦

【概要】
いかなる困難に臨んでも、信ずるところを敢然として断行し得る実行力、度胸を伴った見識が胆識であり、胆識というものがあって初めて本当の知識人である。学んだことを単なる知識に留めておくのではなく、自ら実践し、人生に活かしていくことが重要なのです。経済の先行きは依然として不透明ですが、経営においては計画したことに全精力を注ぎ実現しなければなりません。自分の発言に責任を持つためにも、上に立つ者は胆識を養わなければならない。

【所感】
先月号の感奮興起を思い出す内容でした。牛尾会長もやはり自分がやらないといけないという切迫感を持ち、いかなる抵抗、困難に臨んでも本質を信じ敢然として断行する実行力が重要であると説いていると感じました。

先日の研修でも学んだ、決断せよ(決断し実行せよ)、ファミリーミーティング(自分の考えを発言し、責任を持って実行する)に通じるものだと思います。日々の業務においてもどんなに緻密な、立派な計画書を作っても行動をしなければ意味がない。重要なのは決断し、強い意志をもって行動していく事だと共感します。又、やると決めた事はメンバー・上司の前で発言することにより、自ら責任感を持ち、為しえていかなければならないと改めて考えさせられました。

以上
posted by 木鶏クラブ at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。