特集「人生は心一つの置きどころ」のリードを全員で輪読後、総リードまとめ担当者から「今月の特集は、皆さんが身近に体験・実感・共感されてきたことだと思うので、いつもと一味違った活発な読書感想を期待します」と声掛けがあり、会員らがそれに応え、普段の生活や場面々々での心の置きどころについての素朴で率直な意見交換がなされました。
「自分の“心の置きどころ”で人生は変わる/心の持ちようが人生を決める」「艱難もまた、心一つの置きどころ」「自分が経営者になってはじめて(当時の)父の言いたいことがわかった」「“置きどころ=思い”を伝えることの難しさ」「“技”“体”の研磨は“心”を磨くため」など、それぞれの経験豊富で多彩なエピソードともに、“心の置きどころ”をめぐる話に華が咲きました。
(記・内浦有美)
第40回風景

土井、大竹泉
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日比野、西尾、内浦

第40回集合写真
【山本雄一さんからの『致知11月号』感想】
私も、とても残念です。
せっかくなので、簡単な今月号の感想を書きます。
まず、P7の心掛け、つまり心の置きどころで物事の捉え方が変わるという話に共感しました。私は、『自立と感謝』を常に念頭に置いて人生を切り拓いていかなければと、考えております。どんな境遇でも、生きているだけ儲けもの、先祖様、両親に感謝しています。
人生の困難は神様からの頼まれごとと思うようにしています。頼まれごとは試されごとですよね。
また、世間様に活かして頂いていることを認識した上で、なんとか自分の足で立つ。一人の国民としてしっかり税金を払う。それは当然の義務で、精神的かつ経済的に自立した上で世間様に感謝する。自立と感謝。それが私の心の置きどころです。
相撲道の話では、P15の3段目後半、『横綱が一番稽古しないといけない』という言葉に覚悟を垣間見ました。
企業の社長もそうですね。朝一番に会社に来て、休みも仕事が気になる。なぜなら、横綱と同じで覚悟があるから。競合他社に負けたら終わり。真剣勝負です。
フィロソフィーの話では、p23の1段目後半から2段目にかけて、『ダメな会社は結局幹部がダメ』『経営者は立派な幹部、立派な社員を作ることが仕事』、3段目の『トイレを見た』点に共感しました。
やはり人づくりが大切で、そのためには、わかりやすい哲学、理念が必要。まさにその通りで、経営者は自らが模範を示さなければなりません。
改めて自省します。
天風論では、p28の1段目、命令暗示法が興味深く、早速、実践しています。
何事も感謝する心掛けがあれば、前向きに生きられます。ならば、楽しくもなります。
一度きりの人生、楽しまなければもったいないです!
むめのさんの話は、どこというより、生き様がすごい、松下翁がすごいのは、こんな奥様がそばにいたこと、と感じました。
エアロコンセプトの話では、p353段目後半、『戦後、何事につけ効率が重視される時代が続いたが、多くの人が居心地の悪さを感じていたのではないか』
p372段目の『みんなの存在こそが私にとって一番の宝物』
p384段目の『自分を信じる覚悟が定まったからブレようがない』に共感しました。
自分を規定し、精神的かつ経済的に自立する。
そして、自分を支えてくれる社員、家族、友人、世間様に感謝する。
私の想いと同じです。
最後に駅伝の 話では、p47、2段目の『監督としての一番の仕事は人づくり』『強い精神力を身につけ、社会貢献出来る子に育ってくれることが最終的な教育の目的』という言葉に共感しました。
以上、長くなりましたが感想です。